富士山麓にある「きくらげ生産ハウス」では、敷地内の地下80mから汲み上げた、富士山の天然水を使用して「きくらげ」を栽培しています。
毎年定期的に水質検査を行い、飲料水としても使用できるこの水は、カルキなどの水質調整を必要としません。
安心・安全、ミネラル豊富な富士山の天然水で、愛情たっぷりに育てているのが「ふじやまきくらげ」です。
「ふじやまきくらげ」は、栽培中はもちろん、きくらげ栽培の土台となる「菌床」にもこだわっています。
菌床は、国産の落葉広葉樹から生産された「おが粉」を使用し、有機JAS規格に対応した栄養体を水と混合して作成します。もちろん農薬は使用していません。
きくらげが収穫できるようになるまでの間は、富士山の天然水のみを与え、農薬や化学肥料を使用しないオーガニック栽培で育てられます。収穫後も防腐剤や農薬など一切使用していません。
2022年9月 日本農林規格等に基づく「有機JAS(※)」認証を「有機農産物」及び「有機加工食品」の2部門で取得しました。
これからも安心安全を生産の底辺として、新鮮で栄養豊富なきくらげをお届けいたします。
※ 有機JASは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産する生産者に対して認証される制度です。
収穫後のきくらげは富士山の天然水で洗浄され、一つ一つ余分な水分を拭き取りしてから“いしずき”を切り落とし、パッケージして出荷しています。
“いしずき”とは収穫後のきくらげの根本に残る硬い部分です。この部分を手作業で丁寧に切り落とす事により、正味のグラム単価で販売することができます。また、きくらげが痛んでいないか、虫などの異物が付着していないかもチェックされます。
他所の農場で生産されたきくらげの多くは、この“いしずき”が残った状態で出荷されています。「ふじやまきくらげ」は洗浄・いしずきカットをしているため、ご購入後すぐに調理していただけます。
生きくらげは、お湯で30秒~1分程度湯通ししてからお召し上がりください。
乾燥きくらげは、お水で2時間程度ゆっくり戻してから加熱調理してお召し上がりください。
きくらげは酸素を吸って大きくなります。ハウス内の二酸化炭素量が多くなり、酸素とのバランスが悪くなると、発育が悪くなります。
「きくらげ生産ハウス」では、IoT(インターネットを使用した情報管理)を導入しております。IoTを使用した生産管理ソフトでは、二酸化炭素量の計測・管理、温度、湿度などを一元管理しています。
ハウス内の二酸化炭素量が多くなると自動的に外気を取り入れ二酸化炭素を排出し、きくらげ栽培に最適な濃度を保ちます。
また、IoTによりハウス以外の場所からでも遠隔制御ができるため、状態を常に確認しながら最適な状態を保つようにしています。
このため「ふじやまきくらげ」は、大きく肉厚で美味しいきくらげとなります。
写真のように、お料理と比べていただくとその大きさが分かります。